春の林をいけばまとわりついてくるもの。メマトイ。このハエの仲間もシーズン当初は「やあ、また出てきたのね。今年もよろしく」くらいに思える。そのうちにはうっとうしい存在になってしまうわけだけれど。 メマトイはなぜ目に向かってくるのかがずっと気になっている。目だけでなくカメラのレンズとかテカッと反射する面にひかれているようだ。考えられるのは水分。以前、ハエ男さんにたずねたことがあるが、水分、塩分あたりではなかろうかとのことだった。 でもそれなら他にも得る場所はあるだろうにと思う。人や動物がなかなか通らなければどうしてるんだろう。 昨日は自分の目に向かってくるメマトイを撮れないだろうかとやってみた。が、これはさすがにちょっと無理だった。で、今日は息子をモデルに雇ってもう一度メマトイ作戦。何度かチャレンジして家に帰れば、カミさんから、それは虐待ですと非難された。たしかにメマトイの仲間はある種の眼の病
![メマトイ | 生きもの写真家安田守の自然観察な日々(2005年1月-2007年9月)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/afd7698ee7bbca0398af9e850198fe74dedecc76/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Fpds%2F1%2F200505%2F01%2F08%2Fc0015508_16563455.jpg)