(CNN) 米フロリダ州の路上で2012年2月に発生した元自警団団員によるアフリカ系(黒人)の少年の射殺事件で、殺害に使われたとされる銃がインターネットの競売サイトに出品され、物議を醸している。 出品したのはこの事件で殺人罪に問われたものの、13年に無罪評決を受けたジョージ・ジマーマン氏だ。 出品された銃器専門の競売サイト「ガンブローカー」は12日、「サイト側の裁量に従い」この出品を差し止めたことを明らかにした。 だがジマーマン氏はCNNの取材に、出品が取りやめになったのは別の理由からだと述べた。 同氏はメールで「残念ながら(ガンブローカーは)私の銃の競売を巡るアクセスの集中や世間からの注目に対応する用意ができていなかった」と指摘。その上で「今は別の競売サイトに出品されている」とした。