2020年11月3日のブックマーク (2件)

  • 藁人形論法と鋼鉄人形論法

    「藁人形(straw man)論法」という言葉があるが、日では「議論において相手の主張を歪めて引用し、その歪められた主張に対して反論するという誤った論法」というような説明がされることが多いようだ。これは必ずしも間違いではないが、相手の主張を「歪曲する」というところに主眼を置くと若干ニュアンスがずれるというか、なぜ「藁人形」や「カカシ」になぞらえるのかが分かりにくくなるような気がする。 歪曲といっても、相手が白と言っているのを黒だとねじ曲げる、実際には言っていないことを捏造するということだけを問題としているのではない(そういうのも含まれるけれど)。むしろある主張のうち、いちばんトンマなバージョンを選んで攻撃することで、当の意味では論破できていないのだが、論破したような気になる、というやり口が主眼だ。それが、生身の人間ではなくニセモノのカカシを撃っていい気分になるというたとえとつながる。

    藁人形論法と鋼鉄人形論法
    ssuguru
    ssuguru 2020/11/03
    “ある説を論破したかったら、そのアラばかり探すのではなく、むしろその立場の最善最強の言説を相手に”。“相手の主張を可能な限り理解するためには、相手の主張を可能な限り最も強力な形で構成する必要がある”
  • なぜ8割のモグラは1年以内に死んでしまうのか?|@DIME アットダイム

    【動物園を100倍楽しむ方法】第4回 モグラ 動物が大好きだから、もっと動物園の生き物について、いろんなことを知りたい。動物園の生き物のトリビアを周りの人たちに教えて、一目置かれたい。それには動物園の飼育員さんに聞くのが一番だと考えたのが、この企画である。動物園の動物のいろんな逸話を、飼育員さんに教えてもらおう。 東京都日野市に位置する多摩動物公園は、上野動物公園の約4倍という豊かな自然が残る敷地に、できるだけ柵を使わない形で動物を展示している。今回、取り上げるのはモグラである。多摩動物公園にログハウスのような展示施設、「モグラのいえ」が開設されたのは15年ほど前。現在、11頭のモグラが飼育展示されている。 扉を開くと中は20畳ぐらいのスペースだ。部屋の中央に配されたテーブルの表面の透明なアクリル板の中には、山砂が詰め込まれ、それぞれ区切られた“モグラの寝ぐら”になっている。そこから伸びる

    なぜ8割のモグラは1年以内に死んでしまうのか?|@DIME アットダイム
    ssuguru
    ssuguru 2020/11/03
    2年間かけてそれが正解ともしれないモグラの食生活改善を継続するのすごい。各時点で最善と考えられることをやっていたのだろうけど。