ブックマーク / a-hayama.com (1)

  • マクガバンレポート  葉山瑛一

    ■マクガバンレポートとは 1960年代当時、 アメリカでは、心臓病の死亡率が一位で、がんは二位でした。 国民の心臓病だけで、 アメリカの経済はパンクしかねないと言われる程、 当時は深刻な事態になっていました。 その理由は、医療費の増大ですが(1977年には1180億ドル―約25兆円)、 そんな財政的危機を何とか打開しなくてはということで、医療改革が進められました。 その一環として、世界最高の権威と権限を持つアメリカ上院に調査機関、 「国民栄養問題アメリカ上院特別委員会」が設置されました。 全世界から当時、各分野で最高峰の、選りすぐりの医学・栄養学の専門家が集められ、 「事(栄養)と健康・慢性疾患の関係」について、 世界的規模での調査・研究が7年間の歳月と数千万ドルの国費を投入して行なわれました。 そして、1977年に延べ約5,000ページにも及ぶ膨大な報告がなされました。

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