愛知県西尾市で1999年、同級生だった女子高校生(当時16)をストーカー行為の末に刺殺し、実刑判決を受けて服役後、無関係の女性への傷害事件で再び逮捕、起訴された無職鈴村泰史被告(30)=同県蒲郡市=が朝日新聞の取材に応じた。2008年に東京・秋葉原で起きた無差別殺傷事件を挙げて「よく自分が大量殺人をする空想をしていた。死刑が嫌で殺さなかった」と語った。 鈴村被告は起訴後の昨年12月27日〜今年2月14日の4回、勾留されている蒲郡署と豊橋刑務支所で記者と面会した。丸刈りの頭で、記者の質問に早口で答えた。 起訴状によると、鈴村被告は昨年8月19日午後0時半ごろ、蒲郡市内で通りがかりの20代の女性に包丁を突きつけて引き倒し、引きずるなどして約5日間のけがをさせたとされる。名古屋地検豊橋支部は鈴村被告の精神鑑定を実施し、責任能力があると判断した。 ストーカー殺人と今回の事件は、女性を刃物で脅
「もうわけわからないです」。大阪市立桜宮高校で、バスケットボール部顧問・小村基(はじめ)教諭(47)=懲戒免職=から執拗(しつよう)な暴力を受け、自ら命を絶った2年男子生徒(17)は、顧問に提出する練習ノートに悲痛な訴えを書きつづっていた。 市教委が13日に公表した弁護士ら外部監察チームの報告書からは、「指導」の名を借りた制裁の中で、キャプテンの責任を果たそうと苦しむ男子生徒の姿が浮かび上がる。キャプテンはなぜ、自殺したのか。 「なんで女に負けるねん」 自殺5日前の昨年12月18日、同高での女子チームとの練習試合。ボールを奪われた男子生徒は、小村教諭から平手打ちを浴び、そう責められた。 男子生徒は教諭の指導を求めて同高体育科に進学し、バスケ部に入部。キャプテンになった昨秋以降、厳しく叱責されるようになった。プレーが意に沿わないと、顔をたたかれた。この日、指導された内容を記して教諭に見せるノ
アルジェリアでの人質事件で、日本政府はこれまで伏せてきた日本人犠牲者の氏名を、遺体が帰国する25日に公表する。一方、社員ら10人の死亡が確認されたプラント建設大手「日揮」は、非公表の姿勢を崩していない。識者の間には「事件の検証のためにも公表すべきだ」という声と「非公表」を支持する声がある。 菅義偉官房長官は24日の記者会見で「政府専用機でご遺体が帰国した後、政府の責任のもとに(犠牲者の氏名を)公表したい」と明らかにした。 21日夜、「7人死亡」を確認した時点では、日揮が被害者側の意向を考慮して「発表しないでほしい」と強く求めたため、政府は氏名の公表を見送った。 ただ、政権内では事件の重大性や国民への説明責任を考慮し、氏名を発表すべきだという声が強く、公表の可能性を探ってきた。無事だった7人と、犠牲者の遺体が帰国し、家族や遺族と対面できたタイミングで犠牲者の氏名を公表することにした。
コロンバイン高校銃乱射事件(コロンバインこうこうじゅうらんしゃじけん、英: Columbine High School massacre)は、アメリカ合衆国コロラド州ジェファーソン郡コロンバイン(英語版)のジェファーソン郡立コロンバイン高等学校(英語版、シンプル英語版)で1999年4月20日に発生した事件[1]。英名の「Columbine High School massacre」は直訳すると「コロンバイン高校の虐殺」となる。 同校の生徒であったエリック・ハリスとディラン・クレボルドが銃で12名の生徒と1名の教師を射殺したのち自殺した。重軽傷者は24名。アメリカの学校における銃乱射事件としては1966年に起きたテキサスタワー乱射事件の犠牲者15名に継ぐ規模であった(後に33人が死亡したバージニア工科大学銃乱射事件が起きている)[2][3]。 事件前日までの出来事[編集] この節は検証可能な
新生銀行は18日、支店などの現金自動預払機(ATM)で顧客が使ったカードの情報が「スキミング」と呼ばれる手口で盗まれ、現金が不正に引き出されたと発表した。判明被害額は30人の計641万円で、拡大する可能性もある。 新生銀は18日に警視庁へ通報。被害は同行が全額補償する。 新生銀によると、10月28日に東京都目黒区の自由が丘出張所、11月17~18日に台東区の上野支店のATMを使った顧客のカード情報が盗まれ、カンボジアにあるATMで現金が引き出された。 カード挿入口にカード情報を読み取る「スキミング装置」を、ATM近くの壁に暗証番号を読み取るカメラをそれぞれ付け、偽造カードを作ってカンボジアで引き出したとみられる。 顧客の問い合わせで新生銀が調査を始め、ATMを特定して防犯カメラを調べたところ、不審者がスキミング装置などを設置し、取り外す様子も写っていたという。
遠隔操作ウイルスに感染したパソコンなどから犯行予告が書き込まれた一連の事件で、13日夜、東京の弁護士などに、真犯人を名乗る人物から「私の負けのようです」などと書かれたメールが届きました。 メールから分かることはどんなことなのでしょうか。 メールの内容 「真犯人」を名乗る人物からのメールは、落合洋司弁護士などの下に13日午後11時54分に届きました。 件名には「真犯人です」と書かれています。 本文には、「おひさしぶりです。真犯人です。ミスしました。ゲームは私の負けのようです。捕まるのが厭なので今から首吊り自殺します。楽しいゲームでした。さようなら。また来世」と書いています。 また、メールには写真が1枚添付されていて、13日付けの神奈川新聞の上にアニメのキャラクターの人形やパソコンケーブルを置いて撮影しています。 写真のデータには撮影した位置を示す情報も含まれていて、横浜市保土ケ谷区内の集合住
神奈川県逗子市の住宅で、デザイナー三好梨絵さん(33)が元交際相手の男に刺殺されたとみられる事件で、県警逗子署の捜査員が昨年六月、男を脅迫容疑で逮捕した際に、逮捕状に付いた書類に記載されていた三好さんの住所と結婚後の名字を読み上げていたことが分かった。男は同九月に執行猶予付きの有罪判決が出て釈放された後、別れた三好さんに大量の脅迫メールを送り付ける一方、居住地を探していた。 署は「この読み上げで男に初めて住所と名字を知らせた可能性がある」として、対応の経緯を調べている。 署によると、読み上げは容疑者に逮捕理由を伝える刑事訴訟法上の手続き。しかし、つきまとい行為をしていた元教員小堤英統(こづつみひでと)容疑者(40)=東京都世田谷区=に刺殺された三好さんの個人情報を教えていたことになり、ストーカー事件への配慮が足りなかったおそれが強い。 三好さんは小堤容疑者に転居先が分からないように暮らして
【イスラマバード共同】パキスタン北東部アザド・カシミール特別州で、10代半ばの娘に酸をかけてやけどを負わせ殺害したとして、地元警察が殺人容疑で娘の両親を逮捕した。両親は娘が男性と話しているのをとがめて犯行に及んだ。地元メディアが1日報じた。 パキスタンでは親の認めない交際などをしていると疑われた女性を家族の名誉を汚したとして殺害する「名誉殺人」が横行している。両親は「娘が男性と道徳的に認められない関係になったのでやった」と供述しているという。
この事件は台湾史上最悪の誘拐事件とされている[1]。犯人グループは500万ドルの身代金を要求し、白冰冰は身代金を全額揃えたが、受け渡しの失敗により、犯人グループは暁燕を殺害し遺体を遺棄した。この事件とその後の追跡劇で暁燕を含めた5人が死亡、10人が負傷した。 事件[編集] 1997年4月14日、私立醒吾高級中学(zh)2年に在学中の暁燕は、通学途中に誘拐された。実行犯の陳進興と林春生が通学途中の暁燕を拉致し、高天民が運転する車に乗り込んだ。そして予め五股西雲路に借りていた部屋に運んだ。犯人らは鼻だけ出した状態で黄色のゴムバンドを暁燕の頭部に巻きつけて、顔が見られないようにした。さらに縄で縛った状態で左胸を露出させて写真を撮り、林春生が暁燕の小指を切断した。暁燕が痛みで泣いて騒いだため、3人は殴ったり蹴ったり暴行を加えた。その夜は犯人3人ともそれぞれに家へ帰った。 犯人グループから白冰冰に娘
本事件の犯人であるМ・Fは1961年(昭和36年)4月28日生まれ[9]。福岡県北九州市小倉北区出身[9]。福岡拘置所に死刑囚として収監されている[10]。 実家は畳屋で[9]、7歳の頃に父親が実家の家業を引き継ぐため福岡県柳川市に転居した[9]。経済的には裕福な家庭であり、母親と祖母に甘やかされて育った。小学校の全学年でほとんどの教科の評定が「5」であり、学級委員長や生徒会役員を務め、中学1年時には校内の弁論大会で3年生を差し置いて優勝し、部活ではキャプテンを務めたが、当時から虚言癖があり、教師からの信用は低かった。 実際に小中学生時代の同級生への取材では「彼が弁論大会で優勝した記憶は無い。部活のキャプテンは本人が強く望んだため押し切られる形であった、チームプレイが出来ずレギュラーではなかった」また別の同級生からは「成績は良かったがズバ抜けているわけではなく、進学先も中程度の学力であった
「あんただけ先には行かせへんで。私もすぐに行くよ」。今年2月、寝たきりの夫=当時(84)=の腹に深々と包丁を突き立てた妻(83)は、静かにつぶやいた。大阪府枚方市の自宅で介護していた夫を刺殺したとして殺人罪に問われた妻に、大阪地裁は裁判員裁判の判決公判で、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)の温情判決を言い渡した。結婚以来60年間、仲むつまじく連れ添った夫婦の運命は一体、どこで狂ったのか。 ■献身的な介護 9月6日、大阪地裁の602号法廷。妻は杖をつきながら小柄な体を証言台に進め、正面を見据えて判決主文に聞き入った。法廷での被告人質問で吐露した夫婦として過ごした日々と事件にいたる経緯が脳裏をよぎっていたのだろうか。 夫婦は昭和24年に結婚。時には無理難題を言い出す夫を妻は献身的に支えてきた。夫が残業後に突然、会社の部下を自宅に連れてきたときも嫌な顔をせずもてなした。夫が趣味の釣りに
ルーマニア・ブカレスト近郊で8月、東京都の女子学生、益野友利香さん(20)が殺害された事件に関連して同国検事総局は7日、容疑者による過去の犯罪の捜査で手抜かりがあったことを認め、地方検事2人を職務怠慢で懲戒処分にした。 捜査が適切に行われていれば、悲劇は防げた可能性がある。 検事総局は、ブラド・ニコラエ容疑者(26)が2010年5月以後、益野さん殺害以前に、女性に対する殺害を含む暴行強盗事件を6件起こしたと見ている。ブラド容疑者はすべての事件で捜査対象となったが、立件されなかった。現場で採取されたDNAの鑑定が予算不足を理由に一度も実施されないなど、証拠調べがずさんだったためだ。 「あのとき捕まえていれば、彼女(益野さん)は死ななかったのよ」 ブカレスト北方バロテスチ市の主婦ミトラエ・ミオアラさん(64)は捜査当局への不信感をあらわにした。 ミトラエさんは今年4月下旬、未明にブラド容疑者に
昨年10月に自殺した大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)へのいじめの加害者とされる同級生の一人が今年5月、中学校内で担任に暴力を振るってけがを負わせた問題で、担任の女性教諭が同級生に蹴られるなどして左手小指骨折、脇腹や顔などの打撲傷で全治約1か月の重傷だったことがわかった。 市教委は当初、「故意ではなかった」などと説明していたが、事実と違った理由について、市教委幹部は「対応した職員がきちんと理解しないまま、説明してしまった」と釈明している。 市教委によると、5月下旬、学校の体育館で翌日に控えた修学旅行の事前指導が行われていたさなか、同級生が急に立ち上がり、帰宅すると言って暴れた。更衣室に向かい、追い掛けて止めようとした担任の女性教諭を蹴ったという。 担任が足を左手で止めようとして小指を骨折。同級生はその後も止められるまで脇腹や顔などを計10回、殴ったり蹴ったりした。市教委は当初、取材に
大津市で昨年10月に自殺した市立中学2年の男子生徒をいじめたとされる同級生3人のうちの1人が今年6月、転校先で同じ中学に通う生徒同士の暴力事件に関与したとして、傷害容疑で書類送検され、家庭裁判所に送致されていたことが分かった。 非行内容は、6月12日、神社で他の男子生徒数人とともに別の男子生徒1人を約20分間、殴ったり蹴ったりするなど暴行し、全治2週間のけがをさせた、とされる。さらに、被害生徒の文具を捨てたり、かばんを燃やしたりしたという。被害生徒側が7月、警察に被害届を出した。 捜査関係者によると、この暴力事件で、大津市のいじめに関与したとされる生徒は主導的な立場ではないという。事件のあった地元の教育委員会は「いじめではなく、生徒間の暴力事象と考えている」としている。
ロシア中部エカテリンブルク近郊の森で、人間の胎児の遺体248体が遺棄されているのが見つかった。警察当局は、病院から医療廃棄物として処理を委託された業者が不法投棄した可能性があるとみて捜査している。 ノーボスチ通信などによると、遺体は、四つのプラスチック製のタンク(50リットル)にホルマリンとともに入れられていた。胎児には母親の名前や病室などが書かれたタグが付けられており、少なくとも四つの病院から集められたとみられる。(モスクワ=関根和弘)
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