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2012年1月12日のブックマーク (2件)

  • エマ・ドナヒュー「部屋」書評 監禁された母子の日々、やがて|好書好日

    部屋 [著]エマ・ドナヒュー どうなるのだろう。もし、見知らぬ男に何年も監禁されたとしたら。男に妊娠させられ、監禁されている部屋で出産するとしたら。誰にも相談できないまま、その赤ん坊を育てるとしたら。男は部屋に鍵をかけ、最低限の料だけは運んでくる。台所とトイレはあり、電気と水は使える。映りの悪いテレビもあることはある。外界からは完全に遮断され、天窓から見えるのは空だけ。彼女はどんな母親になり、赤ん坊はどんな子どもになるのだろう。 ドナヒューの小説は、こんな緊迫感のある設定から出発している。閉鎖された空間で子育てをする女性と、5歳になったばかりの息子の生活が、息子の視点から語られている。外界をまったく知らず、自分たち以外の人間はテレビでしか見たことがない子どもの語る日常が、意外な喜びや発見に溢(あふ)れている。監禁されているという事情を知らず、母親を独占して過ごす彼の日々は、単調でこそあれ

    エマ・ドナヒュー「部屋」書評 監禁された母子の日々、やがて|好書好日
  • 月の光で水平線上にアーチ…石垣島で「月虹」 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    月の光が大気中の水滴で屈折して虹となって見える「月虹(げっこう)」という珍しい自然現象が7日夜、沖縄県・石垣島で観測された。 観測した石垣島天文台によると、この夜は小雨が降ったりやんだりしていたが、東の雲間からは、満月に近い明るい月が時折のぞいており、午後7時過ぎから30分ほどの間、西の水平線上に虹のアーチが現れたという。 同天文台の宮地竹史副所長は「絶好の気象条件が重なり観測できた。肉眼では白っぽく見えたが、撮影した画像ではきれいな虹の色が確認できた」と話している。