法人決算は企業が年に1回、行う必要がある重要な業務です。 決算では企業の成績表である「決算書」と、税金を申告・納税するための「申告書」の作成が必要となり、手順も書類も複雑です。そのため自分で進めるには、ポイントを抑えて余裕を持って行う必要があります。 そこで本記事では、はじめて法人決算を迎える中小企業の経営者や経理担当者の方のために、決算の手順や提出書類についてわかりやすく解説します。 目次 法人決算はなぜ必要?法人であれば、事業年度終了後、1期分の利益と損失をすべて計算し決算書にまとめる「決算」を行わなければなりません。 決算では、決算書のほかにも、帳簿(仕訳帳や総勘定元帳など)や税務申告書の作成が必要です。また、決算書をもとに税金の申告・納税(決算申告)を行ったり、株主への事業報告(決算公告)も行う必要があります。 このように時間も手間もかかる法人決算ですが、なぜ行う必要があるかという
![法人決算は自分でできる?手順や必要書類をわかりやすく解説](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fa9fef63262ee6db5b7dbb33670d950b23a0f449/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2Fprd-zeiri4com%2FhowtoImage%2F1347.jpg%3Fcache%3D1621495628)