岩手県陸前高田市の社会福祉法人「愛育会」の知的障害者ケアホームが津波で流され、県が「建物の完成が確認できない」と補助金の支払いを見合わせていることが分かった。国と県の補助金計1350万円を見込んで建設され、完成したばかりだった。法人側は「建物はできていた」と反発し、厚生労働省も県に柔軟な対応を求めている。 同ホームは、障害者が必要な支援を受けながら自立した生活を送る。定員6人で、計7部屋の平屋建てが2月10日に完成し、4月1日にオープン予定だった。しかし3月11日の津波で建物は流され、コンクリートの土台だけになった。 愛育会によると、建設費約2150万円の6割余りを国と県の補助金で賄う予定で、既に建築会社への支払いは済ませた。しかし震災後、県に補助金の請求をしたところ「支払いできるか分からない」と言われたという。菅野正明理事は「建物を失ったうえ、補助金も受け取れず、負債を抱えるだけになって
プロ野球セ・リーグは19日、3月25日に決めていた公式戦の開幕を同29日に延期すると発表した。文部科学省から東京電力、東北電力管内でのナイター試合の開催自粛などを要請されたことを受け、6球団の代表者が東京都内に集まって協議した。今季は延長戦を行わないなどの対応策も打ち出した。 29日の開幕から4月3日までは東京電力、東北電力管内である9試合をすべてデーゲームで開催する。その後はナイター開催を予定しているが、照明を減らすなど大規模な節電策を講じるとした。 さらに今季は延長戦は一切行わず、9回打ち切りとする。夏場はできるだけデーゲームにする方針も発表した。 セ・リーグは17日、当初の予定通り25日開幕の決行を決めたが、翌18日に文科省が加藤良三コミッショナー宛てにナイター自粛などの要請を出した。25日開幕に反対していた日本プロ野球選手会も、改めて再考を要望。それらを受けて、各球団幹部は1
プロ野球のセ・リーグは19日、臨時理事会を開き、今季の開幕日を3月29日に延期し、その後もナイター開催に際して、シーズンを通した節電対策を行うことを決めた。 セ・リーグは3月25日の開幕を目指していたが、東日本巨大地震の影響で計画停電が行われていることから、18日の文部科学省の節電協力の要請を受け入れ、開幕日を変更した。 セ・リーグは「ファンの皆様へ」として節電対策など6項目を盛り込んだ声明を発表した。声明では、〈1〉開幕を3月29日に延期する〈2〉開幕後も4月3日までは東京電力、東北電力管内のナイターを取りやめ、デーゲームとする〈3〉4月5日から両電力管内のナイターは「減灯ナイター」とし、大規模な節電策を講じ、その他の球場についても節電対策を推進する〈4〉今季レギュラーシーズンでは延長戦を行わず、九回で打ち切りとする〈5〉両電力管内では夏場の試合は可能な限りデーゲームとすることを検討する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く