ガザ攻撃や村上春樹のエルサレム賞受賞でパレスチナ問題へのネット上の日本人の関心は高まった。しかしその知識・認識は十分ではない。ガザの惨状への同情心から日本人はイスラエルを批判するが、それがなぜ国際的に高まらないかの理解を欠いているようだ。 確かに日本国内ではイスラエル批判は自由にできる、それはホロコーストを肯定するか否かという歴史修正主義の問題とはなんら関係ない。しかしアメリカなど世界ではそうではないようです。国連など欧米世界では「イスラエル批判=反ユダヤ主義」というユダヤ人からの非難は相当に通用する。そこでは「シオニズム批判=イスラエルの政策批判=反ユダヤ主義=ホロコースト否定」となってしまう。それは論理的には不可解だが通ってしまう。そして反ユダヤ主義(ホロコースト否定)のレッテルを貼られた人物は、その言論の力を失ってしまうのです。 こうした事を私もつい最近まで知らなかった、しかしid: