初代iPhoneは、これまで物理キーボードを搭載していた携帯電話とは一線を画し、ソフトウェアキーボードですべてを補完するという、当時としては画期的なアイデアを打ち出しました。 しかし、現在でも物理キーボードを搭載したスマートフォンの需要がなくなったかといえばそうではなく、物理キーボード搭載スマホをテーマに同人誌を出す弊誌編集長など、熱狂的信者が少なからず存在します。 そんな中、「画面が物理的に盛り上がる」という、まさに物理キーボード信者を救済できそうな論文が登場しました。 アメリカのカーネギーメロン大学の研究者は、「Flat Panel Haptics」という電気浸透ポンプを用いて、有機ELディスプレイを一時的に盛り上がらせる技術を発表しました。 この技術は、有機ELディスプレイ上の特定の場所を数mm程度盛り上げることができ、よりリアリティのある触覚をユーザーに提供することができるとします