【ワシントン22日時事】22日付の米紙ワシントン・ポストは、米疾病対策センター(CDC)の血液検査の結果として、60歳以上の人の多くが新型インフルエンザの免疫を持っている可能性があると報じた。CDCに保管されている血液サンプルを調べた結果、60歳以上の3分の1に新型インフルエンザの発病を防ぐとみられる抗体のあることが分かったという。 米国では21日までに、5764人の感染者(推定含む)が確認されているが、このうち約3分の2は5−24歳で、65歳以上の高齢者は1%以下にとどまっている。 【関連ニュース】 ・ 【特集】新型インフルエンザ ・ 〔写真特集〕新型インフルエンザ ・ 全世界の感染1万1300人超=死者は89人に ・ 新型インフルで支援要請=近畿の旅館業界、河村官房長官に ・ イオン、京都市でもマスク着用〔新型インフル〕
新型インフルエンザは18日までに、世界各地で新たな感染確認が相次いだ。感染者はメキシコで500人以上、米国でも400人以上増えたほか、ニューヨークでは公立中学校の教頭が死亡した。同日までに感染が確認されたのは41カ国・地域で9823人、死者は76人にそれぞれ増加。日本は兵庫県などでの感染者急増で、国・地域別でみると、米国、メキシコ、カナダに次ぎ4番目に感染者が多くなっている。 【関連ニュース】 ・ 【特集】新型インフルエンザ ・ 〔写真特集〕新型インフルエンザ ・ 〔用語解説〕「新型インフルエンザ」 ・ 新型インフル「偽患者」を拘留=中国 ・ JVCケンウッドも大阪・神戸にマスク送付へ=「入手難」の声受け〔新型インフル〕
【ジュネーブ=金子亨、ワシントン=山田哲朗】メキシコや米国で豚インフルエンザ感染者が続出している問題で、世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は25日、専門家による緊急委員会の後声明を出し、「国際的な公衆衛生上の緊急事態である」と認定した。 メキシコ政府によると、同日、豚インフルエンザが疑われる同国の感染者は1324人、死者は81人に増えた。ニュージーランドでもメキシコ帰りの高校生に感染の疑いが浮上、感染は世界的な広がりを見せている。 チャン事務局長は、緊急事態認定に当たり、「インフルエンザ様の症状の異常な流行や重篤な肺炎」の監視措置を徹底するよう各国に勧告した。一方、WHO緊急委は、6段階(フェーズ)からなる新型インフルエンザの警戒レベルに関しては、「臨床的、疫学的な情報が不十分」として、現行の「3」から「4」への引き上げを見送った。世界金融危機のさなか、拙速な判断が世
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く