1980年代に青春時代を過ごした人のなかには、Adam Curryという名前を聞いてピンとくる人も多いのではないだろうか。Curryは音楽専門チャンネル「MTV」の人気VJ(ビデオジョッキー)だった。 Curryは1994年にMTVを辞め、欧州に移住したが、彼の名はむしろ、ポッドキャスティング(Podcasting)という新たな領域を切り拓いた人物として、記憶されることになるかもしれない。 テレビの世界を去った後、Curryは複数のインターネットベンチャーに関わった。そして昨年、今度はポッドキャスティングの顔--おそらくは最も知られた顔として、表舞台に帰ってきた。ポッドキャスティングとは、何千人ものアマチュアが自分のラジオ番組を持ち、ウェブ上でリスナーを集めることを可能にした技術だ。 Curryにとって、ポッドキャスティングは単なる趣味ではない。衛星ラジオ放送局「Sirius Satell
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