音声言語最近の疑問に「音韻性とは何なのか?」というのがあります。簡単に言うと、何を以てある音を"あ"と認識するのかです。最近分かったことに、一見"あ"ではない音(少なくともスペクトル的には)を"あ"と認識してしまう事があると言うことです。(注:"あ"というのは例えです)まず、僕いつも読んでいる音声研究者のブログにIHARA Noteがあります。色んな問題を投げかけ、いつも興味深い記事を書いてくださいます。今日の記事(id:tihara:20090130)で、音声の白色化の実験が行われています。白色化された音声は一見(一聴?)、なんて言っているか分からないのですがずっと聴いていると分かってくると書かれています。(自分はまだ確認してません)スペクトルを見ると、音声信号のスペクトルとは分かりません。でも、音韻性を感じることができるのです。 次に、うちの研究室での最近の話。PARCORで音声合成す