Without Records / photo: ITO TOHRU それほど遠くない昔、レコードで音楽を聴いていた時代。ポータブル・レコード・プレーヤーは多くの部屋で愛用された機械でした。 音楽/音の可能性に取り組んできた音楽家・大友良英による「Without Records」は、そのポータブル・レコード・プレーヤーによる、文字通りレコードをおかないままそのものが発する音でつくられるインスタレーションです。1階オープンスクエアの空間の強度と、さまざまな年代・デザインのプレーヤーたちのささやかな音の群像がどのような共鳴を起こすのか体験してください。