心療内科医 鈴木裕介さん インタビュー 第2回 「自己開示ヤクザ」にならないために、気をつけたいこと【秋葉原の心療内科医に聞く】 「悩みがあるのになかなか人に頼れない」「相談が苦手」という人に送る、心療内科医で秋葉原save クリニック(東京都千代田区)院長・鈴木裕介(Dr. ゆうすけ)さんのインタビュー。 「『感情』は2歳児のゴリラ並みに厄介なので、弱さを打ち明けるにはコツが必要です」と話す鈴木先生。 第2回目となる今回は、「感情をうまく取り扱い、他者に弱さを開示する」ための具体的な方法を教えてもらいました。 感情をジャッジしない ——前回、弱さの開示ができないのは、話す側も聞く側も慣れていないという前提があることを教えていただきました。今回は、弱さの開示に慣れるための具体的なステップについて教えてください。 鈴木裕介さん(以下、鈴木):まずは”ありのままの感情を認める”ことからですね。