電話リレーサービス開始セレモニーで披露された初通話。聴覚障害のある女性(右)の手話をオンラインでオペレーター(中央)が通訳し、武田良太総務相(左)に音声で伝えた=東京都千代田区で2021年7月1日午前10時31分、谷本仁美撮影 耳の聞こえない人や発話が難しい人が、オンラインで手話通訳や文字通訳を介して、聞こえる人と電話でやりとりができる「電話リレーサービス」の運用が1日、始まった。24時間365日、双方向でのやりとりが可能となり、警察や消防などへの緊急通報にも対応する。 【写真で見る 国立の世界一静かなスタバ】 電話リレーサービスはこれまで、民間のモデル事業として実施されてきたが、民間で担うには負担が大きいため緊急通報を受け付けられないなどの制約があった。そのため総務省が公共インフラとして整備し、一般財団法人「日本財団電話リレーサービス」が運用を担う。 運用の財源には全ての電話加入者から徴