愛知県の名古屋港周辺が、有毒な外来種「ヒアリ」の脅威にさらされている。大量のヒアリを産む「女王アリ」が多数見つかり、周辺地域に飛んで繁殖地を広げる恐れがあるためで、関係者は危機感を強めている。 愛知県飛島村の名古屋港飛島埠頭(ふとう)に昨年11月25日朝、作業服とヘルメット姿の約10人が集まった。ヒアリを緊急調査する環境省や名古屋港管理組合の職員らだ。ヒアリのコロニー(集団)が見つかった場所の周辺にヒアリが好む油菓子を6メートル間隔で置き、30分後にヒアリが集まっているかどうかを調べた。この日は約3時間調査したもののヒアリは見つからなかったが、環境省中部地方環境事務所の遠藤洋一・野生生物課長補佐は「多くの女王アリが見つかったことで、これまでとはフェーズが変わったという危機感は関係機関で共有している」と話す。 ヒアリは非常に攻撃的で、人が刺されると激しく痛み、死ぬ場合もある。原産地の南米では
ことし、取材活動に関連して命を落とした報道関係者は世界で50人に上り、3分の2以上が紛争地以外での取材中に殺害されるなどしたことが分かりました。 これは、フランスのパリに本部がある国際的なジャーナリストの団体「国境なき記者団」が、29日に発表した報告書で明らかにしました。 それによりますと、ことし1月から今月15日までに取材活動に関連して死亡した報道関係者は世界で50人に上り、新型コロナウイルスの影響で現場取材の機会が少なくなったにもかかわらず、亡くなった人の数は去年の53人からわずかに減っただけでした。 政治家と麻薬組織の関連を取材記者 相次いで遺体で発見 このうち、紛争地以外で死亡した人が34人と3分の2以上を占め、最も多い8人が死亡したメキシコでは、政治家と麻薬組織の関連について取材していた記者が相次いで遺体で見つかったほか、4人が死亡したインドでは、当局者の汚職について批判した記者
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フランスの世界的なファッションデザイナーのピエール・カルダン氏が亡くなりました。98歳でした。 ピエール・カルダン氏は1922年にイタリアで生まれ、幼い頃に両親とフランスに移住しました。 仕立て屋などでの下積みを経て、ファッションデザイナーのクリスチャン・ディオール氏のもとで働いたあと、1950年に独立しました。 富裕層向けのオーダーメードの服が主流だった1959年に「庶民向けの服を作る」として既製服の市場に参入し、その後、外国にも進出して世界的なブランドを築きました。 日本を初めて訪れた1950年代後半には、体に直接布地を当てて裁断し曲線的なシルエットを作る手法を紹介し、日本のファッション界に新たな風を吹き込みました。 カルダン氏は10年前、88歳で来日した際、NHKのインタビューに応じ、自身にとってのぜいたくな時間について「働いて、夢中になり、すべてを忘れて仕事にのめり込んでいるときで
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