民放地上波のテレビ局の収益元はCMによる広告料であることは広く知られています。このCM枠の価値を決めるのが視聴率です。番組の視聴率が高いほど広告枠が高くなるという構造になっていますので、視聴率という指標は唯一絶対の番組の価値を計る指標になっています。 この視聴率は現在までのところ、リアルタイムでその番組を視聴したものしか集計していません。なので番組制作者の目標は放送時のその時チャンネルを合わしてもらうことに注がれます。 一方で録画という行為は、80年代にVHSが普及してから一般的な行為となっています。録画する理由もいろいろあろうかと思いますが、ストックして後で観たいほどにその番組を観たいという気持ちではないかと思うんですね。 なので、録画された番組というのは視聴者は高く評価しているコンテンツとなります。しかし視聴率上では残念ながらその評価が反映されることはありません。 境治さんがブログのエ