■全体の傾向 2021年の年間ベストセラーは、第1位に『人は話し方が9割』、第2位に『スマホ脳』が選ばれた。ライフスタイルの変化へ適応するために、不安や問題に向き合っていることを連想させる作品のランクインが全体の傾向として見てとれた。 2021年は昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症が社会全体に大きな変化を与えた1年であり、社会環境の変化による自身の生活への影響や対処法について関心が高まったと考えられる。 「2021年 年間ベストセラー」ページ >> PDF版はこちら ■ジャンル別の傾向 【総合】『人は話し方が9割』が1番売れた本に!社会環境の変化に関心が集まった2021年! 人に好かれる話し方のコツを説いた『人は話し方が9割』が第1位となった。対面コミュニケーションの減少、職場のみならず友人・家族とのコミュニケーション不足が不安視される中で、その解決に向けての行動に注目が集まった