ステファニー・テレックス博士が開発した”バクスター”というロボットには、複数のカメラと赤外線センサーが搭載されており、様々な角度から状況を分析することで、未知の物体をつまみ上げ、見知らぬ環境の中で稼働することができる。ここには様々なプロセスが含まれており、時には数時間もかかることがある。だが一度学習してしまえば、バクスターはコード化した情報をシステムにアップロードして、他のロボットにそのノウハウを”教える”ことができる。 彼女の目標は、「シームレスに自然言語を操り、人間とコミュニケーションできるロボットの開発」だという。テレックス博士は、今後20年のうちに各家庭には、食卓の片付けや炊事洗濯などをこなすパーソナルロボットが登場すると予測しているが、そのためにロボットは人間との単なる操作を通じた相互作用を超えて協調できることが不可欠なのだそうだ。 テレックス博士は他にもプログラムに従って動作す
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