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現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。今回は茨城県のある社団法人のパート職員、タイチさん(45歳)のケースに迫る。彼はうつ病とアスペルガー症候群だと診断されている。 同じような家屋が並ぶ住宅街の中、その家はひときわ人目を引いた。真夏の日差しを浴びて生い茂る庭木。枝先が隣家にまでせり出している。玄関前には、雨ざらしにされた大量の書籍。大人の背丈ほどある本の山が今にも崩れそうだ。 茨城県のある社団法人のパート職員タイチさん(45歳、仮名)は、玄関前の書籍について「趣味が書籍の収集なんです。古本なら1度に50冊ほどまとめて購入することもあります」と説明する。なぜ、整理しないのかと尋ねると、一転
面接や会社説明会で企業側から学生に「何か質問はありますか」と問いかけることが多い。こうした投げかけは、企業が学生にする「質問」に対して、”逆質問”などと呼ばれる。就職活動をする学生と数多く接する企業人事からは「就活生にはどんどん質問してほしい」という声をよく聞く。質問があるということは、それだけ「当社に興味がある、入社意欲がある」と受け取るからだ。ところが最近、質問の内容によっては、かえってマイナス評価になるものが多々あるという。 では企業人事は、学生のどんな質問をNGと捉えるのだろうか。HR総研では採用担当者に対して各種調査を行っているが、「採用活動でマイナス評価となる質問」についても聞いている。その回答結果を内容別に分類し、コメント数が多い順にランキング形式でまとめた。カウントダウン方式で紹介していこう。 「逆質問集」の模範例が正解と限らない
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