夏休みが近づいてきましたが、子どもの飲酒経験はほとんどがこの夏休みからです。そしてそのほとんどが、「親からすすめられて」ということ。 何よりも大人が子どもの飲酒について、甘く見ている傾向があるのではないでしょうか。 --アルコールが及ぼす、こどもの身体への影響-- (1) 内臓への影響:こどもは肝臓でのアルコール代謝に時間がかかるため、長時間、内臓がアルコールの影響を受け、病気になりやすくなります。 (2) 脳への影響:アルコールによって脳の神経細胞が破壊され、脳が萎縮し、脳の老化や集中力・記憶力の低下を招きます。 (3) 生殖器への影響:生殖器への影響が大きく、性ホルモンのバランスを壊してしまい、インポテンツや月経不順になることがあります。 (4)アルコール依存症:未成年時から飲酒を覚えると、次第に飲酒量が増え、依存症になりやすくなります。 (5)急性アルコール中毒:こどもはアルコール分