学校のIT教育現場も人材不足 第5回 学校のデータ共有を実現しよう 中内美紀 2001/10/12 学校の2学期は行事の多い学期です。運動会(体育祭)や学芸会(文化祭)、音楽祭などのほか、先生方の研究発表などもあります。いつもは“時間がない”ことを理由にパソコンから逃げていた先生も、いざ行事担当になってさらに時間がなくなると、なぜかパソコンを習いにやって来ます。たまには暇な日もあるのですが、2学期はそうした日も少なく、学校に行ってから帰るまで、質問攻めの毎日です。切羽詰まらないと学ばないのは、生徒だけでなく、先生も同じようですね(苦笑)。 “自分流”の操作しかしらない先生 一太郎ユーザー歴数年のO先生は、これまで自分で書類作成をこなし、一度も私に質問したことがないという“優等生”でした。私がO先生の近くを通りかかったその日も、パソコンに向かって熱心にデータを打ち込んでいました。いつもと違っ