作り話ぼくが中学2年の頃の話です.ぼくの通っていた中学校は結構荒れている感じで,ちょうど氣志團みたいな格好の人が10人ぐらいいて,その人たちの下には30人ぐらいの予備軍みたいな人たちがいて,さらにその下には5〜60人ぐらいのスポーティ・ヤンキー予備軍みたいな人たちがいて,というヤンキー・ヒエラルキーみたいなものがあり,生徒の格づけというかジャンルわけをするのにかなり用いられた指標であったように思います.ヒエラルキーというだけあって,この辺のヤンキー度が高い人たちは低い人たちを時にはいじめたり,時にはアゴでこき使ったり,かなりやりたい放題でした.やはり中学生ですからこの辺のヤンキー度というのはモテ度とかなりの相関があり,その辺が自信や優越感みたいなものの裏づけになっていたんだと思います.ぼくはこのヤンキー・ヒエラルキーで一番下,最下層に居ました.知的,品行方正,エレガンス,そして弱小軟式テニ