前編ではDDDの概要についてふれたが、後編ではDDDの適用Stepを3つのStepに分けて紹介する。 まずStep1として、アプリケーションに登場しうる概念を抽出してドメインモデルで表現する。 次にStep2として、各ドメインの概念を深掘りしてソフトウェアとしてどう表現するかにについて紹介する。 最後にStep3でドメイン部品の仕上げとDDDの恩恵ついてふれていく。 Step1: ドメインモデルによる表現 DDDでは機能やユースケースに加えて、その裏に潜んでいる「概念」を抽出する必要がある。そのため、DDDを導入するにあたってアプリケーションに登場しうる概念を整理した「ドメインモデル」がまず必要となる。全体のコンテキストを整理して、該当のドメインモデルを描くことがDDDの最初の1歩となる。 例として、よくある一般的な受注管理の簡単なドメインモデルをあげる。 「顧客」からある「商品」の「注文
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