長かった梅雨も明け、あちこちで盆祭りが行われている。私も先日、近所の神社のお祭りに行ってきた。やぐらの上では小学校高学年ぐらいの女の子が、スピーカーから流れてくる"東京音頭"や"ドラえもん音頭"にあわせてどんどこ太鼓を叩き、所作もバッチリ決まっている。出音に合わせてリズムを刻むのがうまい。DJみたいだ。耳がいいのだな。ところが、次のおじさんに交代したとたん、太鼓のリズムが遅れはじめた。うう、なんだか気持ちが悪い。神社の粗悪なラッパ型スピーカーの割れた音も耳によろしくない。サウンドシステムで音頭を鳴らすような、酔狂なクルーは現れないものだろうか......。 などと考えているうちに、10年ほど前に岡山の有漢というところで体験した盆踊りのことを思いだした。CDやテープなどで出来合いの楽曲を流す昨今のお祭りと違って、ここの盆踊りは、オケこそテープだが、そこに歌い手が即興のフレーズを入れながら延々
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