ソランジュの『When I Get Home』を聴いて感じたことがあまりにも多すぎて、Rolling Stone Japanには書き切れなかったので、ここにも書いておきたい。 ( ちなみに前作『A Seat at the Table』についてもnoteに書いていた☞LINK ) そもそもスティービー・ワンダーはかなりぶっ飛んだアーティストで、ソウルミュージックを大幅に拡張した偉大な先人だ。その楽曲には色あせない様々なアイデアが埋まっていて、今でも多くのアーティストを刺激していて、どのアルバムも未来を予見しているようなフレッシュさが消えない。とはいえ、その中でも『Journey Through The Secret Life Of Plants』は例外中の例外だ。 スティービー・ワンダーの楽曲はR&B、ソウル、ファンク、ジャズ、フュージョンなど、アメリカのブラックミュージックの系譜にある。彼
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