地球人よ、さらば。 - (C) A North American Star System Production / Rapid Eye Movies 自らを“土星生まれ”と語る伝説のミュージシャンで1993年にこの世を去ったサン・ラーさんが脚本・音楽・主演を務めた1974年の米SF映画『SPACE IS THE PLACE(原題、宇宙こそ我が故郷)』が、『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の邦題で来年1月29日に日本初公開される。 『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』は、彼の音楽を原動力に黒人文化の救済を描く映画。音楽を燃料に大宇宙を航行するサン・ラーは、地球とは違う理想の惑星を発見。アメリカにいる黒人たちをジャズの力で移送する計画を立てるが、その技術を盗もうとするNASA(アメリカ航空宇宙局)に追われることになる。ミュージカルやSFオペラ、社会評論の要素を組み合わせた本作