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2024年7月25日のブックマーク (1件)

  • 名作/迷作アニメを虚心坦懐に見る 第7回:『伝説巨神イデオン』|髙橋優

    はじめに 『伝説巨神イデオン』(1980~1981年、以下『イデオン』と略記)および『THE IDEON 接触篇/発動篇』(1982年、以下『接触篇/発動篇』と略記)は、富野由悠季が『機動戦士ガンダム』(1979~1980年)に続けて手掛けた衝撃作であり、放送および劇場公開から40年以上が経過したいまもカルト的人気を誇っている。 アニメスタイル編集長の小黒祐一郎はコラム「アニメ様365日」のなかで、「彼〔注:富野由悠季〕の作家性がもっとも色濃く出た作品は『伝説巨神イデオン』か、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のどちらかだろうと思う」と述べており(第64回)、完結編にあたるアニメ映画『発動篇』に対しては「今までの人生で、最も衝撃を受けた劇場アニメ」、「ドラマも、演出も、映像も、神がかったところのある作品」という評価を下し、「初見時には、劇場で背筋が凍った」と述懐している(第100回)。 評

    名作/迷作アニメを虚心坦懐に見る 第7回:『伝説巨神イデオン』|髙橋優