日本で忍者の修行を終えたアメリカ人の元傭兵コール(フランコ・ネロ)は、その足でフィリピンのマニラへ向かう。かつてアフリカの戦争で共に戦った親友フランク(アレックス・コートニー)に呼ばれたのだ。 現地に広大な農園を持つフランクだったが、片腕に鉤爪を付けた通称フック(ツァッチ・ノイ)率いるならず者集団に悩まされていた。土地の買収を拒んだところ、彼らは従業員に対して暴行を働くようになり、農園は慢性的な人手不足の状態に。すっかり意気消沈したフランクは酒浸りとなり、負けん気の強い妻メアリー・アン(スーザン・ジョージ)が農園の切り盛りをしていた。 実は、フックの背後にいる黒幕は国際的な大物企業家ヴェナリウス(クリストファー・ジョージ)だった。フランクの土地に大量の石油資源が眠っていることが判明したことから、安値で買い叩いて奪い取ろうと考えていたのである。
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