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ブックマーク / narasige.hatenablog.com (2)

  • めでたさとキナ臭さと【昭和11年のお正月漫画から】 - 佐藤いぬこのブログ

    あけましておめでとうごさいます。タモリの発言「新しい戦前」がTwitterで話題ですね。2023年はいったいどんな年になるのでしょうか。 ちょうど手もとに昭和11年(1936)の雑誌があります。大日雄弁会講談社「富士」新年号の豪華附録『トテモ愉快な絵読』。昭和11年のお正月といえば、翌月には二・二六事件が起こる、そんなお正月…。 新年号だけに人気漫画家が大集合しているのですが、いったいどういう気持ちで読んだらいいのか戸惑ってしまう内容でした。今日はその中から何点か紹介しましょう。 「日に生まれたりゃこそ朝酒寝酒」 ▽キュートな絵で知られる前川千帆→□が描くお正月。「日に生まれたりゃこそ朝酒寝酒 何の苦もないふところ手」。まさかこの10年後、焼け野原が待っているとはね! 『トテモ愉快な絵読』大日雄弁会講談社「富士」昭和11年新年号月号附録 ▽上の「日に生まれたりゃこそ 朝酒寝酒

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  • 原節子のベルリン通信【日独合作映画『新しき土』】 - 佐藤いぬこのブログ

    昭和12年、原節子はベルリンで映画『新しき土』の舞台挨拶をしていました 昭和12年の初夏(1937)、「原節子・ベルリン写真通信」が「主婦之友」に連載されました。なぜ彼女がベルリンに行ったかというと、日独合作映画『新しき土』(『Die Tochter des Samurai』)の主役だったから。10代の原節子が鏡で自撮りしてますよ!なんて豪華な自撮りでしょう。 「主婦之友」昭和12年7月号 昭和11年、ドイツの旗が有楽町に。日独防共協定の成立 ここで当時の状況を少しだけ。原節子がベルリンに行く前年(昭和11)、『新しき土』の撮影がすすめられています。そして昭和11年といえば、東京のど真ん中にこんな旗が掲げられていました…。写真のタイトルは「日独防共協定の成立」。場所は現在の有楽町マリオンです。 『想い出の東京 師岡宏次写真集』より 日劇場の前に大きなナチスの旗が掲げられていて驚いた。急に

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