今年は2024年である。 昨年の9月で治療開始から4年が経過し、この4月で4年7ヵ月を迎える。 以前から病状は不安定であったものの、父の死後はそれに輪をかけて悪化した。 強烈な虚無感。 底のない脱力感。 いくら否定しても押し寄せる自責の念。 本当の介護の終わりを迎えたのに、清々しさは微塵もなかった。 何もする気が起きない。 何を考えても虚しい。 母の時は業火に包まれ、とてもじっとしてなどいられなかったのに、まるっきり正反対の状況に置かれてしまったのだ。 業火の内側に、温度のない灰が降り積もり、灰に埋もれて身動きできない感覚である。 気分を上向きにすることができず、ブログも書けなくなってしまった。 それまでは自室で過ごしていたのに、ほとんどの時間を兄弟がいる1階で過ごしている。 他の部屋にいると虚しさがいくらか軽減されるせいもある。 自室にこもっていると、負の感情の連鎖が止まらないのだ。 多