2010W杯アジア予選、今の力では突破は難しい…オシム監督インタビュー 「今の力では10年南アW杯のアジア予選突破は難しい」と、日本代表の“現実”を直視するオシム監督 新年の抱負。普通、それは、夢と希望に満ちあふれたものになる。しかし、日本代表イビチャ・オシム監督(65)のそれは、絶望感ばかりが漂う。「今の力では10年南アフリカW杯アジア予選を突破することは難しい。夢と現実は別のものです」名将は、厳しい現実を知ることが夢に近づく第一歩と訴える。 現実主義者、いや、悲観論者というべきだろうか。晴れの正月インタビューでも、オシム監督から、威勢のいい言葉が聞かれることは、一切なかった。 「日本代表は、今の力では2010年W杯アジア予選を突破することは難しい」 サポーターにとって、ショッキングな言葉だ。指揮官は、その理由を淡々と説明した。 「オーストラリアがアジアサッカー連盟(AFC)に加