ブックマーク / hinode.nao.ac.jp (3)

  • 観測史上最強の太陽磁場 | 科学衛星「ひので」

    2018年2月 6日 自然科学研究機構 国立天文台 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 概要 岡丈典・国立天文台フェローと桜井隆・国立天文台名誉教授は、太陽観測衛星「ひので」の可視光望遠鏡による観測データから、太陽観測史上最大となる6,250ガウスの磁場強度を持つ黒点を発見しました。これは一般的な黒点磁場の2倍の強さであり、さらには強磁場を示す領域が黒点内の暗くない部分(暗部以外)に位置するという特異な性質を持っています。これまでにも暗部以外で局所的に強い磁場が観測されることは時々ありましたが、その成因については全くの謎でした。今回、「ひので」の5日間に渡る安定した連続観測により黒点の発展過程が詳細に捉えられ、その結果、この強磁場は黒点暗部から伸びるガスの流れが別の暗部を強く圧縮することで生じていると結論付けました。この成果は、高い解像能力で長時間安定して磁場測定を行うことのできる「ひ

  • 「ひので」から見た金星の太陽面通過

    2012年6月6日に日でも観測される金星の太陽面通過は、「ひので」 衛星からも観測することができます。そこで、「ひので」衛星が とらえた金星の太陽面通過の一部を、当日公開致します。 当日公開の内容 公開ページ: ページ 公開時刻: 2012年6月6日 午後4時を予定 データ取得状況により、大幅に遅れる可能性がありますことを、御了承ください。 遅れる場合は午後3時までにページで新たな時刻をお知らせします。 公開画像: ひので 可視光・磁場望遠鏡でとらえた金星。 第2接触直前から第2接触後まで(第1接触は含みません)。 動画も提供できるよう努力致しますが、当日公開では静止画のみの提供となる場合もありますことを御了承ください。

    stratos1976
    stratos1976 2012/06/06
    金星大気のシャープな輝きが美しい。高解像を誇るSOTならでは。
  • 太陽観測衛星「ひので」、太陽極域磁場の反転を捉えた - Press Release 2012.4.19

    2012年4月19日 自然科学研究機構 国立天文台 理化学研究所 宇宙航空研究開発機構 米国航空宇宙局 (NASA) 英国科学技術会議 (STFC) 欧州宇宙機関 (ESA) 国立天文台と理化学研究所の研究者を中心とした国際研究チームは、太陽観測衛星「ひので」に搭載された可視光・磁場望遠鏡により太陽極域の磁場観測を定期的に行ってきましたが、このたび、極域磁場の極性が通常より早く反転しつつあることを世界で初めて捉えました。これは、可視光・磁場望遠鏡が持つ高空間分解能・高精度偏光解析能力と長期間にわたり安定的に行われた「ひので」衛星運用による成果です。 現在、太陽活動は極小期を過ぎ、やや上昇してきています。今回の極小期の太陽磁場は、大局的に見ると、太陽の北極がマイナス極・南極がプラス極となっています。太陽の南北両極の極性は、2013年5月に予想される太陽活動極大期(黒点の平均的数

    stratos1976
    stratos1976 2012/04/19
    「太陽の内部で磁場を生み出すダイナモ機構の状態が、現代的な太陽観測が始まって以来初めて、変動を来している」「マウンダー極小期やダルトン極小期には、太陽がこのような状況にあったと考えられ 」
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