cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
言葉遣いに気を遣います 正しい内容と正しい伝え方、両方がそろってはじめて相手に届く言葉となります。 例えば、以下のような言葉遣いやふるまいを避けます。 「幼稚」「幼稚園児並み」「小学生並み」などの人格批判。そのような言葉を使うことによって、むしろ自らの幼稚さをさらすことになります。 「毒舌」「毒吐き」という自称。人を傷つけることを平気で言うし、それを許してください、という主張です。 「本質」。多くの文脈では、「私が言いたいこと」「私が大事だと思っていること」などで十分です。 「マスゴミ」などの罵倒。「マスコミ」で十分です。むしろ、マスコミへの過剰な期待をさらすことになります。 「マスコミが触れない」。いわゆる「悪魔の証明」です。「私はマスコミでは見たことがない」で十分ですし、あなたが知っている時点で十分マスに伝わっています。 「論破」。議論は相手あってのものです。相手を「破」してしまうと、
今年の十一月は一週間ほど和歌山県の山奥の熊野のあたりに滞在していたんだけど、東京に帰ってきた今も、あそこで過ごした日々は何か神話とか昔話のようなフィクションのできごとだったように感じる。そこで過ごした時間はそれくらい東京での普段の暮らしとはかけ離れていたんだけど、でもそれは同じ現代の日本に存在している暮らしだし、よく考えたらそういう暮らしも全然ありかもしれないし、いい加減東京にも飽きてきたし、ああいう場所に生活の軸を少し移してみようかと考えはじめている。 このあたりには熊野三山と呼ばれる三つの有名な神社(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)がある。昔から天皇とかが熊野詣をしたり、天皇だけじゃなく一般庶民も詣でまくっていたという歴史があって、最近では神社とその参拝道である熊野古道とがまとめて世界遺産に指定されたという伝統のある土地だ。神話っぽさを感じたのはそういう背景のせいもあるのかも
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