前回は、AD認証の環境構築から実際にAD認証できるところまで紹介しました。今回は、そのユーザーに対するデータベース・ロールの付与から始めます。 ADグループによるデータベース権限の管理 グローバル・ユーザーに直接データベース・ロールを付与するのではなく、ADのグループを使った動的なロール付与の方法を試します。ここでは、testusrにデータベースのDBAロールを付与します Active Directoryにdbaroleグループを作成 #PDBに接続し、ロールをADのdbaroleグループにマッピングするように作成。そのロール自身にDBA権限を付与 SQL> create role dbarole identified globally as 'cn=dbarole,cn=users,dc=cmutest,dc=com'; SQL> grant dba to dbarole; #ADユーザ