2016年8月1日のブックマーク (2件)

  • 製造業で実際にPC-9801が稼働している現場の立場からすれば、単に設備投資の余力が無いという問題ではない。..

    製造業で実際にPC-9801が稼働している現場の立場からすれば、単に設備投資の余力が無いという問題ではない。熱、粉塵などの過酷な現場でも制御コンピュータは確実に動かなくてはいけない。ラインは24時間稼働し続け滅多に停止もしない。急な停電後の自動復帰も考える必要がある。制御している機器のインターフェース側を改造する必要もある。 このような用途にPLCなどの汎用組み込み制御ユニットも存在するが、少しづつ改良を加え複雑化してきた現行の生産ラインは個々の機器のタイミング取りがシビアで、機器の入れ替えは一か所でもかなりの大仕事になりがちで、影響はライン全体に波及する。今安定して動いているラインでリスクは可能な限り避けたいのだ。 そして、自分の経験的にMS-DOSで動作しているPC-9801は非常に堅牢なマシンだ。機器制御には高度な計算能力は必要ないがとにかく動き続けることが大事で、これはWindow

    製造業で実際にPC-9801が稼働している現場の立場からすれば、単に設備投資の余力が無いという問題ではない。..
  • 日本の職人、伝統の手仕事

    という番組を見ていて、結局あれらは機械化・効率化をしようとしなかったために、今の地位を築いているのだと思った 「職人が絶妙な力加減で」とか「その日の気温や湿度を肌で感じて」とか、そういう手仕事感が強みで、購入する側もそういうところに高いお金を払っている 大抵機械では加減できないという説明がつくが、以前機械化しようとしたが無理だった、という話は聞いたことがない つまりそもそも機械にやらせる気はなく、大量生産できない希少価値をわざと生み出している もともと高い技術が必要だったものを、一般の人々にも行き渡るようにするのが普通の考えだろう しかしその結果商品価値が下がってしまっているものはたくさんある そういうことをせず自分の商品をブランド化している これからどんどん機械化が進み、仕事が機械に奪われていくと言われている 職人たちを見習い、ある特定の職業は聖域化してみてはどうだろうか つまり絶対に機

    日本の職人、伝統の手仕事