今年1月、ラスベガスにて行われたCESでAMDはBobcatコアを搭載する第一世代Fusionプロセッサを発表し、搭載製品も各種展示され、更に2月上旬には国内の自作マーケット向けの製品投入も始まるなど、順調に普及が始まっている。 今回投入されたのはBobcatベースのZacate/Ontarioコア製品で、その性格上競合はIntelのAtomあたりになる。メインストリーム向けのLlanoベース製品は、昨年TFE2010でウェハや動作デモが公開されたが、市場投入はもう少し時間がかかる。 さてこのZacate、筆者の手元にも2月初旬に評価キットが届き、色々と試させたいただいたのだが、つい原稿を遅らせていたら地震の影響で思いっきり後ろにずれてしまった。全く持って筆者の不徳であるが、そんなわけで遅ればせながらZacateというか、Bobcatコアの評価などをお届けしたいと思う。 Bobcatのおさ
CPUとGPUをワンチップに統合したAMDのFusion APUは、今年のPCにおける大きなトピックになっている。ネットブックや、従来はCULV版CPUが搭載されていたノートPCのプラットフォームに、新しい選択肢が加わった格好だ。エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が発売した「X-Slim X370」も、そうしたFusion APU搭載のスリムノートPCだ。 Fusion APUを採用したエムエスアイコンピュータージャパンの「X-Slim X370」 ■主な仕様 [APU] AMD E-350(1.6GHz) [メモリ] DDR3-1066 4GB [HDD] 320GB SATA 5400rpm [ディスプレイ] 13.4型光沢液晶(1366×768ドット) [バッテリ駆動時間] 約6.83時間 [サイズ/重量] W324×D227×H22.5mm/約1.74kg [OS] Wi
日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)から登場した「HP Pavillion dm1-3000 Notebook PC」(以下、dm1-3000)は、CPUにAMDのFusion APU「AMD E-350」を採用した11.6型液晶搭載モバイルノートPCだ。 AMD E-350は、低価格で低消費電力にもかかわらず、Windows 7での日常操作や動画再生などを行うのに十分な性能と機能を備えている。また、dm1-3000の店頭モデルは5万9800円、128GバイトのSSDを搭載した直販モデルも7万9800円と非常にリーズナブルな価格設定だ。実際の性能や使い勝手、仕上がりはどうか。しっかり検証していこう。 ジャストA4サイズボディで、約10.75時間の長時間駆動 A4ジャストサイズクラスのコンパクトなボディは、手前側に向かって絞り込みつつ、滑らかな曲線で構成したエレガントなフォルムを描
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く