【あらすじ】 古都・金沢。昭和生命北陸支社に勤務する若槻慎二は、保険金の請求書類に埋もれ苦闘する日々を送っていた。ある日、若槻は中年女性の声で「自殺でも保険金は下りるのか」という問い合わせの電話を受ける。思いつめたその声の様子に、思わず自殺を思いとどまるようなだめたが、相手は彼の名前を確認すると電話を切った。そして翌日、菰田と名乗る契約者から若槻名指しのクレームを持ち込まれる。 映画.comより その人間には、心が無い。 『黒い家』は、第4回日本ホラー小説大賞を受賞した小説家・貴志祐介さんの同名作を映画化したものです。 冒頭でも触れた「サイコパス(精神病質)」を題材にした作品で、保険金会社勤務の主人公・若槻を恐怖の底に陥れる夫婦を、大竹しのぶさんと西村まさ彦さんが怪演しています。 原作が発表された1997年当時、「サイコパス」という言葉は日本ではそこまで浸透しておらず、小説『黒い家』では、
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