最近のHDDはDMAをサポートしているので、DMAに対応したマザーボードと組み合わせればCPUを介さずに直接デバイス-メモリ間のデータ転送が可能だ。しかし、DMAがオフになっているとI/Oによるアクセスになってしまうので、HDDのアクセスが遅くなってしまう。 HDDのアクセスが遅く感じられるときは、DMAがオンになっているかどうか確認しよう。DMAのオン/オフは、hdparmコマンドで確認できる。rootでログインし、調べたいデバイス名を指定してhdparmコマンドを実行する。 # hdparm /dev/hda ←/dev/hdaを調べる /dev/hda: multcount = 16 (on) I/O support = 0 (default 16-bit) ←I/Oが16bitsになっている unmaskirq = 0 (off) using_dma =