こうした事情を考慮し、置き勉禁止ルールを緩和する学校もある。福岡県内のある中学校では今春から、置き勉禁止の対象を主要5教科の教科書とノートだけにしたという。 「かばんが重すぎる」という保護者からの指摘に加え、最近は学校指定かばんの底や肩ひもが破損する事態も発生。学校がやや高台にあることも考慮し、ルールを見直したという。 「『体力育成につながる』と言う先生もいたけれど、何だか子どもたちに重労働を課しているようでもあった」。50代の教員はそう打ち明けた。 2020年度から小中高校で順次導入される新学習指導要領に伴い、子どもたちの教科書のページ数は増え、かばんはさらに重たくなりそうだ。 置き勉を巡っては、「一人許せば規律が乱れる」という教員に対し、「持って帰っても勉強に使わない」という生徒の声も。一律、前例踏襲ではなく、もっといろんな知恵があるのではないか。先生たちばかりではなく、生徒や
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