この画像を大きなサイズで見る アメリカでは2社目の培養肉企業が米国食品医薬品局(FDA)の認可を受けたばかりだが、イタリアでは自国の豊かな食文化と国民の健康を守るために、培養肉の禁止が検討されているという。 先月末、イタリアのフランチェスコ・ロロブリジーダ農相は、「イタリアは合成食品の危険性から解放された最初の国家」とTwitterで発言した。 伝統的なイタリアの生産者を、政府が守ろうとしているのだと説明した。 こうしたイタリア政府の対応は、豊かな食文化と国民の健康を守ることが目的とされているが、より安全で持続可能な食品に関心を持つ人々からは批判の声も上がっている。 培養肉の生産や販売を違法に。違反すれば860万円の罰金 イタリア政府が検討しているのは、実験室で作られた培養肉をはじめとする合成食品の生産や流通を違法とすることだ。 この培養肉禁止法案が可決されれば、国内で「脊椎動物に由来する
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