印刷 メール お盆中は原発事故会見中止 統合対策室「静かに見守る」 関連トピックス 東京電力 原子力発電所 被災者や国民に配慮してお盆は原発事故会見やめます――福島第一原発事故をめぐる政府・東京電力統合対策室は11日、週2回開いている定例会見をお盆期間中は中止することを決めた。内閣府の園田康博政務官は同日の会見で「初盆に集中すべきだ」と配慮を強調した。記者からは「意味不明」「情報公開に逆行」と批判が相次いだものの、見直す考えはないという。 統合対策室の合同会見は、事故をめぐる政府や東電の情報発信の混乱を踏まえ4月に始まり、細野豪志原発担当相か園田政務官が出席している。当初は平日に毎日開かれていたが、7月下旬以降は月曜と木曜が定例。本来は15日が開催日だが園田政務官は「日本の皆さんが大切な時期との意識を持っている。静かに見守らせていただく」と会見中止の理由を説明した。 お盆期間中も福島第一原