素晴らしきかな、人生。 WaWW 生きながら萌えゲーに葬られ 「おたくは皆、清純な売女のようなものなので、チンポやらマンコやらの言葉の奔流の中に、少しの美しさを忍ばせて提示するしか方法が無いのです。それ以外のやり方を採用するなら、おたくの発言は皆、嘘か作りごとになってしまうからです」 上田保春の脳裏に定期的に登場しては、彼に叫び声をあげさせる過去の記憶が、地表を埋めてゆく無数の緑色の十字架というビジュアルイメージですべてを蹂躙しつくす前に、小難しい言葉を真言のように繰り返すことで意識をそこから離脱させると、背中にじっとりと湿気を感じた。 目を開くと、分厚いカーテンになお遮ることのかなわない朝の陽光が、室内に染み出してきている。上田保春がいるのは、蛍光色の頭髪を生やした少女の性交が丹念に描写された商業目的ではない冊子を同級生に高々とつかみあげられて泣く、あの"おたバレ"の放課後ではなく、自