ブックマーク / girlphrase.blogspot.com (8)

  • 2011 秋

    会いたい、恋、愛、やつれてゆく、明日が在ることが怖い、生き始めたのはいつだっけ、友達はいなかった、だからずっと俳優やなんかの哀しげな男性が好きだった、でも、みんな死んだ、恋をした、初恋だった、命をあげた、僕は死んだのに延命した、生きながらえた、そして出会った、何年が過ぎただろう、彼女がコンサートの終わりに差し掛かったときにまだはじまって15分しか経っていないみたいだって言った、僕も君に焦がれて15分しか経っていない気がした、24歳の女性だものね、それにただの女性じゃない、そんなにかわいく美しいんだ、高嶺の乙女、だから僕は君を御姫さまにしてしまう、わがままな唇が好きだ、乱暴な視線も、暴力的な無関心も、会える時間が絶対に限られているね、チケがなきゃ会えない、会場がなきゃね、並ぼう、入札入札、当選、落選、だから君に会える日は毎日が特別だ、どうせ忘れる、掻き消されてゆく、惨い残響のなかに吸い込まれ

  • 2011 秋

    緻密な激情だ(僕は塞ぎ込んでる)、なにを言っても聞きやしない赤子の勝算だ(感情は手に負えないはじめての子供のように俺のなかを書けまわる)、理解の不親切で俺はなにもかも回答できない(理解したって頷くたびに俺は歪んだ血潮を嘔吐するだけだ)、理性のとばっちりで(いつもそいつのせいで)、俺は一秒ごとに我に返る(そして一秒ごとに忘れる)、無様な心音が微睡みの匂いを嗅ぎつけてもう泣く手立てを装飾する(詩集、物語り、コード、香り、洋服、レジ、無精髭とパジャマと水以外のこの世のすべて)、いいかげんな狭間だ(心臓と瞳の距離ぐらい)、彼女が髪を金髪にした(手錠を、貞操帯を、猶予を)、まるで彼女の漆黒がその闇黒が解放され世界を満たすように俺を襲う(髪の一に染みこんだ乙女の黒、その色から生まれたあらゆる色が、太陽の色に「もってかれる」)、根こそぎ(頭皮を爛れさせながら)、軽やかさ(毛先も、血管も)、明るさ(

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    stylishwc 2011/04/28
  • アンコール

    そんなに優しくなびく髪だったの? 今回のツアーコンサートが際限なく娘。たちの内部から溢れ出てしまう愛情の蜜の氾濫と卒業の哀しみの洪水のその終わりのなかに溶けていってしまいそうで、コンサート中にずっとずっと俺は酷く酷く心の鼓動のさせかたがわからなくなるんだ、俺の魂の居場所がついに無くなる、踊る娘。たちのダンスのなかに、その歌声のなかに愛情だけがずっと濃度をましてゆく、卒業への輪郭が娘。たちを蝕んでゆくように、どんな感情の勧誘も阻止制圧してきた絶対領域の曲のなかにさえこの季節の終わりが侵入してきていた、そんなに優しくなびく髪だったの? 新曲がフラゲされたな、おまえも買ったろ?、見たろ?、そうだよ、おまえの更新だ、俺を奮い立たせるのはその更新だった。 なんなんだこれは、どうなってるんだこの曲の娘。たちは、おまえが言うように、俺もただただ戦慄したよ、なあ、同志よ、今の娘。を終わらせるならもっと簡単

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    stylishwc 2010/11/17
    いま最も恐ろしい曲、『女と男のララバイゲーム』について。「最瞬間乙女領域」!!!
  • 6/25

    この世界のあらゆる輝きが俺にとってはほとんどどうでも良くなってしまう事は肉体が魂が消え失せる事のように直接的ななにかの死だ。 何もない。空洞ですって歌う曲があったが空洞さえない。 時が早く過ぎて娘。たちに会える日がまた来るのを待つしかない。 握手会というのに行ったが彼女の存在の恐ろしさを目の当たりにしどう足掻いてもこの生命と一緒に暮らし過ごせる時間などもって5分だろうと思えた。残酷なまでの輝きであり、どこまでも優しい別れの瞳だった。彼女の美しさをまえにして、いつも現場でなんて無様な容姿をしている生命体共だと軽蔑していた輩が、優勢なる思考と話術によって、彼女を喜ばせている場面を見てしまったのなら、ああ、俺は、この人たちに一ミリも及ばないのだと思えた、彼女に素敵な言葉も励ましも笑いもなにも捧げてあげられないのなら死んだ方がましだと彼女の瞳と手の感触と小ささに謝っても、もう、すぐに彼女は俺ではな

  • 涙ッチ

    「実際、「涙ッチ」でさえ「近頃の娘。の新曲は歌っている内容に意味がない」等と言われていた愛しい曲たちと同様に意味などないと思っている。もしも、この優しい意味を抱いたかのような善良な歌詞の抱擁だけを娘。に求めていたのなら俺は娘。になど恋焦がれてはいない。もっと言ってしまえば、もう僕にはこうした娘。たちに「唱われるべき歌詞」などと言う使命の領域の話しなどどうでも良くて、涙ッチでさえ俺には気まプリとまったく同じものとしか思えないのだ、それは娘。たちが歌うとき時に「おしり」であれ「溢れ出る感情にまかせばいい」であれまったく同様の強度を持つどころか、「おしり」の方が目映く力を抱くってその意味のわからない輝きの領域にこそ娘。は今降り立っているからで、それ程にまで娘。たちは歌詞の意味を凌駕しているとしか言いようがない、だから、娘。が涙ッチのような歌詞を口にした途端に娘。最高!などと近寄ってくる輩を俺は信

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    stylishwc 2010/03/26
    娘。たちの声が言葉の背景にある過剰な地点に到達する、『魅惑のお尻』と直接的なメッセージ性は並列に扱われなければならないだろう、それは現在の娘。が歌っているという点において、どちらも等しく素晴らしいのだ
  • 2011 秋

    不当だ不当だ不当だ不当だ不当だ不当だ不当だ苛つく苛つく苛つく苛つく、なんで娘。たちはこんな不当な評価と扱いだけしかこの國ではこの世ではされないんだ、くそくだらない現代めが、くそくだらない人間共が、ただの女だと思うなよただの女の子だと思うなよ、間違ってる間違ってる完全になにかがおかしい、狂ってる、狂ってる、娘。がこんな扱いしかされないんなんておかしいんだ、おかしいんだ、なんてことだ、この世はこんなにまで救いようがない美の自然死で氾濫して娘。を追いやるんだ、俺たちをきちがいの発狂信者みたいに見立てるんだ、どうなっちまってんだよ、貴様らにはセンスがねぇんだ、完全にセンスがねぇんだ、駄目だ、貴様らは駄目だ、なにが劣化だ、貴様らこそ人類の劣化だ、救いようがねぇ、娘。のためにひとつの都市も発火させる事もできねぇ男根どもが、現代のくそ劣化不戦野郎どもは死に腐れ、貴様らに用はねぇ、駄目だ、男なんて駄目だ、

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    stylishwc 2010/02/25
    毎日おなじことを考えている
  • 娘。

    名古屋コンの夜の最後の最後に顔を寄せ合った愛ちゃんとれいなちゃんの髪と髪が髪留めでつながってしまったんだ。 1.夢から醒めて 僕はデュラスの緑の眼を読んでいた。 以下の一文を見つけたのだ。 「それを見たあとの時間のなかに消え去ってしまう映画もあれば、ずっと残っている映画もある。 そうやってはじめて、自分が映画館に行ったのかどうかが分かるの。 つまり、翌朝、前夜に見た映画が、わたしにとってどういうものになっているか、一晩置いたあとの状態、 それが私が見たことになる映画。 デュラス ならば、その思いを、言葉にできなくて当に申し訳ないと、謝ることから文章をはじめる事でどうにか少しでも書き進める事ができないだろうか、部屋のテレビ音楽も消して、PCのまえで唸って、これが使命だと思いこむ事自体も避けていたはずなのに、それでもどうしても言葉にしたい事は、今の娘。の素晴らしさについてだけだった、読むま

    stylishwc
    stylishwc 2009/06/26
    プラチナ9Disc、そしてDisco!が巻き起こした最も巨大な洪水。グルグルJUMPとTake off is now!今のモーニング娘。の魅力に気付かない鈍感な人はこれを読め。
  • ☆girlphrase-キャワキャワフレーズ☆: 存在しない

    自分自身にはっきりさせておこう、娘。に萌えているというこの事態がおれにとって、なにかしらの代わりではないという事を。 女がいない、他にやる事がない、そうしたゼロ地点から簡単に仰ぎ見る事のできる女の子たちでは娘。はけしてない、そんな生やさしい領域にはもう娘。たちはいない、もうおれはなにかを失って娘。に萌えているんじゃない娘。たちに萌えることでしかなにも失う事さえできない魂だという事だ、なにかを諦めたから娘。の側にいるんじゃない、娘。のそばに居たいためになにかを諦めて行かなければいけないんだ、その姿を拝むために命がけで彼女たちが存在している地点に行かなければいけない、絵里ちゃんのひらひら舞うスカートからながれでている空圧にそよいでいるのはどんな言葉よりも物語よりも残酷なリアルだ、絵里ちゃんは白状しない、リアルを、がこの娘。たちに萌えるという事がおれの生きるという事だ、ほとんど生死を伴う行為だと

    stylishwc
    stylishwc 2009/06/26
    モーニング娘。を精神の最も深い部分で感じる。彼女たちと自分が同じ時空間にいるということが何よりも美しく、ひたすら素晴らしい。そこにはもう爆レスも最前席も存在しない。プラチナ9Disco!
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