けんかで銃・経済弱者に入隊勧誘 【南風原】「もし9条が改正されたら」―。町内の高校生らを中心に、日ごろから平和活動などに取り組む「はえばるYouth(ユース)」が5月3日、憲法9条をテーマにした寸劇を上演する。憲法改正が議論される中、9条が変わったら現実はどうなるのか。平和憲法に関心を持ってもらいたいと、若者たちが練習に励む。 約15分の寸劇は、はえばる九条の会(金城義夫会長)が毎年憲法記念日に開いている講演会で上演される。金城会長は「憲法が改正されようとしている今、子どもたちが主体的に考えていることがうれしい」と期待する。 劇は、ある日突然、9条が改正されたことを伝えるニュースから始まる。けんかで銃を持ち出したり、「軍」が経済的弱者に入隊を進めるなど、改正後の日常を極端に描く。 銃を抜く役を演じる渡久地豪さん(沖国大1年)は「改正後の様子は極端な話。銃を人に向けるなんて怖くて