Google Apps ScriptでGmailの「特定のフィルターにマッチした受信メール」のみをチャットに転送するスクリプトを作成しようとしました。 その際、フィルターにマッチする、と言う動作に対する誤解から少しはまったのでメモしておきます。 ざっくり結論を言うと、「GmailApp#searchで検索できるのはメールではなくスレッドなので、クエリにマッチしていないメールが返って来る可能性がある」です。 メールの検索 Google Apps ScriptでGmailのメールを検索する際には以下のように記述します。 var threads = GmailApp.search("label:google-app-script-test");//Gmailのフィルタークエリを入力 Class GmailApp | Apps Script | Google Developers 問題はこの検索が
何らかのメールで飛んできた情報を、全体広報したいみたいな場合がある。例えば僕の場合は、秘書サービスでかかってきた電話の情報がそうだ。 今はこれをメーリングリストで解決しているのだけれど、Slackに流してナウくしたいと思った。Slackならリアクションとかも使えるので応答状態の可視化も楽だ。 方針 時間を掛けたくないので、下記のような方針で手軽に作ることにした。 Google Apps Scriptで実装する Slackにはwebhookで流す 1分に1回実行する 通知対象のメールはInboxを経由させずに取って、未読のものを通知するようにする。 ハマったポイント GmailのQuotaが少ないのにハマった。 このドキュメントによると、意外と"Email read/write"のQuotaが5万回。メール1つの既読/未読を判定するだけでもQuotaを消費するので、1日1440回も雑に実行し
2018年12月18日追記 YouTubeでこの記事の実戦動画をアップしました。 実際の動きを見ると理解しやすくなるでしょう。 www.youtube.com Google Drive でフォルダを公開してファイルを共有するということは結構あるんですが、その共有しているファイルの名前と URL を共有する度に取得しようとすると結構面倒です。 そんなわけで、Google Apps Script を使って、スプレッドシートにファイルリストを作るスクリプトを作りました。 まずはコードをどうぞ。 12行目くらいまでは必要な設定をズラッとならべてあります。 2行目の URL のところは、リスト化したいフォルダを開いたときにブラウザのアドレスバーに表示される URL を記入しておけば大丈夫です。 url.split('/'); 上記のコードで URL を "/" ごとに区切って配列化しています。そうす
GASを学んでみる 自己証明書を使ったベーシック認証のかかったAPIにアクセスして スプレッドシートに取得した値を表示してみる。 // スプレッドシートが開かれたタイミングで実行される function onOpen(event){ var menuitems = [ {name:’データ取得’, functionName:’getData’} ]; var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet(); // アクティブなシート sheet.addMenu(‘★’, menuitems); // スプレッドシートにメニューを追加 } function getData(){ var apiUrl = ‘https://xxxx.com’; // リクエストの中身 var extUrl = ‘Api/getLog’, auth_data = Ut
仕事はエンジニアでもデザイナーでもありません。Google Apps Script がちょっと楽しくなってきました。そういうわけで***プログラミング初心者が、Google Apps Scriptで「◯月◯日週」という出力をするためにがんばったこと***の続編的なやつです。 タイトルに特定のキーワードが含まれている場合にセルの色を変える的な処理をつくろうと思った まー、条件付き書式でもできるんだけどね。 せっかくちょっとわかってきたので Google Apps Script でやってやろうかという気分になった。 そして、最初につくったのがこちら。 var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet(); var sheet =ss.getActiveSheet(); function search1() { var cols = 1; var star
Pythonでいろいろスクレイピングしてきましたが、Google Apps Scriptでのスクレイピングがかなりよいです。 目次 GASを利用したスクレイピングのメリット 環境構築一切不要で初心者に優しい 定期実行が超絶簡単かつカスタマイズ性が高い 学習コストが超絶低い 取得結果をだれにでもスクレイピング結果をリアルタイムに共有しやすい 伝家の宝刀IMPORTXML関数でスクレイピングもできる Google Apps Scriptで向いてるスクレイピング 小規模なデータの取得 Google Apps Scriptで向いていないスクレイピング Google Apps Scriptが向いていないスクレイピング 大規模なデータのスクレイピング ブラウザ操作(クリック・フォーム入力)が求められるスクレイピング Google Apps Scriptでのスクレイピング方法は? IMPORTXML関数
この記事はGoogle Apps Scriptを実例交えて基礎からざっくり学ぶ Advent Calendar 2017 11日目の記事です。 本アドベントカレンダーは@rt_pの個人プロジェクトですが、筆者はAteam Brides Inc. Advent Calendar 2017にも参加しています。そちらでも出張版記事を書いているので、覗いていただけると嬉しいです。 はじめに Webサイトのスクリーンショットを定期的に撮影して、Google Driveに溜めておきたいことってありますよね。 今回はそんなスクリプトを作成します。 スクリプトの準備 スクリーンショットの撮影には、以下サービスを利用します。 https://blinky.nemui.org/ パラメータを付与することでサイズを変えたりできますが、ドキュメントがないので以下サイトを参考にさせていただきました。 https:/
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く