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2008年5月15日のブックマーク (2件)

  • [ThinkIT] 第5回:バックアップとリストア (3/3)

    コールドバックアップにせよホットバックアップにせよ、データベースの容量が大きくなるとバックアップを取得する時間が長くなってきます。また、取得したバックアップを格納するために必要なメディアの容量も大きくなります。そこで、考えなければならないのは一定期間内の変更データのみをバックアップする差分バックアップです。 差分バックアップの取得には注意しなければならないことがあります。それは差分バックアップだけではデータベースを復旧できないことです。あくまでも差分バックアップが有効となるのは、その差分バックアップのベースとなるデータベース全体のベースバックアップが存在している場合に限られます。 図2の通り、差分バックアップを用いてデータベースを復旧するためにはベースバックアップをリストアし、そこに対して差分バックアップを適用しなければなりません。 差分バックアップは取得するデータ容量がベースバックアップ

  • [ThinkIT] 第3回:アーキテクチャ比較 ファイル構造の違いPostgreSQLの特徴 (3/3)

    部門表には元々3行のデータが格納されていました。インサート当時のXID=10でした。その後に、部門コード"001"の部門名が変更になった為、update文が実行されたとします。 (1)部門名変更のUPDATE文を実行 (2)行を特定するOIDはそのまま継承し、修正された新たな行を末尾に追加 元のOID=5001,XID=10の行には無効の印が付けられる。 (3)以後のトランザクションでは新しい OID=5001,XID=93の行が検索される。 ここで追記型の弱点が見えてきますが、それは無効とされた行の扱いの問題です。 PostgreSQLでは、削除や更新された古いデータ行が残っています。テーブルは1つの物理ファイルですから、OLTP処理などの更新が多数発生する場合は、来のデータ量と変更前の履歴データをすべて抱え込む事になってしまい、次第に肥大化していきます。 この為に、検索時の負荷が増大