巨人入りしたセペダ(右)やDeNA入りが決まったグリエルは、キューバ代表としてWBCや五輪、親善試合などで日本との対戦経験がある。シーズン途中からの加入で、本領を発揮できるか。 巨人とDeNAに相次いで、キューバの代表選手が入団した。 巨人と契約したのはフレデリク・セペダ外野手(34)。'04年アテネ、'08年北京の両五輪や、過去3回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でもキューバ代表として活躍した、文字通りキューバ野球の顔と言える選手である。すでに5月12日には来日、ケガで登録を抹消されたレスリー・アンダーソン外野手に代わって15日には一軍登録されて早くも実戦投入されている。 一方、DeNAが契約にこぎつけたユリエスキ・グリエル内野手(29)も'02年の代表入り以来、ほとんどの国際大会に出場している好選手で、'04年のアテネ五輪、'06年の第1回WBCでは内野のベストナインにも