「レッドブルは栄養ドリンクではありません」 レッドブルの本当の効果って? 飲みすぎたらどうなるの?栄養学の専門家に聞いてきた エナジードリンクの代表格、レッドブル。 公式サイトによると、171カ国で販売されており、750億本以上もの販売実績があるそう。(2019年3月時点)気合いを入れたいときやシャキッとしたいとき、徹夜続きで疲れているときなどに飲む人が多いでしょう。 一方で、「カフェインが入っているから飲みすぎは危険!」「成分はコーラと似ているから効果は気休め程度」なんて声も。 というわけで今回は、『エナジードリンク・栄養ドリンクのすべて』の著者である医学・工学博士/NPO法人遺伝子栄養学研究所理事長の松永政司先生と、管理栄養士・フードスペシャリストの深野真季子さんに、レッドブルの成分と私たちの身体にもたらす効果についてお話を伺いました! 【右:松永政司(まつなが・まさじ)】NPO法人遺
私たちの周りには、カフェインが入った、さまざまな商品があふれています。コーヒーにお茶、そして眠気防止の錠剤、栄養ドリンク、そして、特に成長が著しいのがエナジードリンクです。一般的にはカフェインを多く含む飲料を指します。私たちが確認しただけでも、日本で40種類以上が売られています。多いものでは、1缶でカフェイン160ミリグラムと、コーヒーおよそ2杯分の分量が入っているんです。 田中:こうしたカフェインの過剰摂取による中毒の実態が初めて明らかになりました。7月、日本中毒学会が、全国38の病院を対象に実態調査をしたところ、急性カフェイン中毒で救急搬送された患者が、5年間で101人いたことが分かりました。症状は吐き気や意識の低下、中には心肺停止状態で運ばれた人も。そのうち3人が亡くなっています。搬送された人の平均年齢は25歳。圧倒的に若い世代が多いのが特徴です。さらに、こんなデータもあります。去年
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